三分割合成刃 特許3987507
自動開袋装置を御使用のユーザー様へ
化学製品・食品等の原料交配作業において、
従来の開袋作業における紙粉・異物混入等の問題点を解決!
三分割合成刃の主な特徴
単体の板に刃付けを施し刃物を形成していた従来品の問題点を研究し、
お客様の抱える問題点を解決する為の設計になっています。
最大の特徴
●単体の大きな刃物を三分割し、片刃付けで構成している。
●刃底部の形状を切れ味の良い直線鋭角とする
●滑りの無い部分を最小限に設計できる事
メリットの増大
1.複雑な刃先形状を分割することにより直線刃の組み合わせに変更して、
全て機械研磨による片刃付けになり面相度(刃先の粗さ)が格段に向上し、
切れ味性能を高め切り屑の発生を防止します。
2.機械による均一刃付けにより研磨ムラを排除し、切れ味寿命の延長も図ります。
再研磨後も同一の切れ味を維持し作業効率を向上させることができます。
デメリットの克服
1.従来の刃物に於いて劣化の少ない直線刃部と刃谷部では約12倍の切れ味の差があり、
刃物の交換は殆ど刃谷部の劣化によるものでした。
この刃谷部(半Rで形成され、R部が大きくなるほど抵抗値が高い)を、
3枚の片刃の組み合わせで形成し部分ごとの抵抗値を抑え刃物寿命を延ばしました。
2.切り屑が一番溜まり易い刃谷部を直線刃の組み合わせにすることにより、
それぞれの稜線方向に応力が分散されることになり切れ味の持続を促します。